株式型クラウドファンディングサービスのEMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)を紹介します。
本記事の内容:
株式型クラウドファンディングサービスのEMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)を知りたい方向け
- エメラダ・エクイティとは?
- 取引の仕組み
- メリット・デメリット・リスク
- 口座開設方法
- 結論:ベンチャー企業の中でも信頼性の高い企業に投資したい人にオススメ!
株式型クラウドファンディングはベンチャー企業に株式投資ができる革新的な資産運用です。
その中でもエメラダ・エクイティの特徴はプロ(ベンチャーキャピタル・個人投資家)がすでに出資している企業に限定されていること!
つまり案件の信頼性はかなり高いといえます。
安心してベンチャー企業への投資を始めたい方にはエメラダ・エクイティがオススメです。
本記事ではEMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)の基本情報からメリット・デメリットをまるごと解説していきます。
じっくりご覧ください。
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)とは?
まずはエメラダの基本情報から!
▼EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)基本情報
概要 | |
運営会社 | エメラダ株式会社 |
代表者 | 澤村 帝我 |
所在地 | 東京都港区南青山1−12−3 LIFORK MINAMI AOYAMA 南棟S108 |
公式サイト | https://emeradaco.com/ |
サービス開始 | 2016年6月~ |
登録番号 | 第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3012号 |
加入協会 | 日本証券業協会 日本貸金業協会会員 第006025号 |
特徴 | プロが出資したベンチャー企業に投資できる! 新株予約権が取得できる! 企業を直接サポートできる! |
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)はエメラダ株式会社が運営している2016年6月から開始されたサービスです。
「資金調達がしたいベンチャー企業と、未公開株の買い付けをしたい個人投資家をクラウドファンディングの仕組みを利用してマッチングする投資サービス」
という、株式型クラウドファンディング※と呼ばれている投資です。
特徴は大きく3つ:
- 案件の信頼性が高い
- 新株予約権が取得できる
- 企業を直接サポートできる
- エメラダの案件はすでにプロ投資家からの出資を受けているので、ベンチャー企業の将来性に関してはかなり信頼できるでしょう。
※参考:投資型クラウドファンディングの種類
引用:【日本初※】投資型クラウドファンディング業界マップ(リターン別)2019年版を公開します
投資型クラウドファンディングにはいくつかの種類に分類されています。以下のとおり。
- 融資型:いわゆるソーシャルレンディング(クラウドバンクや人気のファンズなど)
- 不動産型(不特法):不動産に特化(クリアル、ファンタスファンディングなど)
- ファンド型:中小、零細企業(人気はあまりない)
- 株式型:今回紹介しているエメラダやファンディーノ、ユニコーンなど
現在、人気は融資型と不動産型の2種類。利回りは5%前後ですが安定的な運用が可能です。
株式型クラウドファンディングの現状
今回紹介しているエメラダなどは株式型と呼ばれ、他にはユニコーンやファンディーノなどが参入しています。
しかし、2019年5月時点まだどの投資型クラウドファンディングでもIPO(上場)やM&A(企業合併)に成功した投資先企業はありません。
業界全体でこれまでの実績はまだないという点はしっかり理解してください。資金を獲得した企業が必ずしも上場などの成果をあげるわけではなく、確率的には非常に低いでしょう。
ですが、仮に今後投資先企業が上場など行った場合は大きなリターンを手にすることができます。
成功の第一人者になれる可能性はありますね。
(追記):ファンディーノで国内初のイグジット案件が出ました!
ファンディーノで募集があった漢方生薬研究所がイグジットしました。
今回はIPOでもM&Aでもなく、事業社による株式買取とのこと。結果として1.5倍の投資成績だったようです。
今後もこのような案件が増えることに期待です。
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ):取引の仕組み
取引の仕組みは以下の通り。流れを確認しましょう。
取引の仕組み
- 案件に応募する
- 目標募集額に到達したら案件成立
- 新株予約権を取得
- IPOやM&Aで権利行使してリターンを得る
公式HPで募集中の案件を見ることができます。
画像(赤枠)部分にすでに出資している企業や投資家が記載されています。
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]他の株式型クラウドファンディングにはないエメラダの特徴ですね![/chat]注意点として、口座には最大250万円入金が可能ですが1社に対する年間の投資上限は49万円です。
もし超優良企業が見つかったとしても、大量に資金投入することは出来ないので覚えておきましょう。
ではここからメリット・デメリットの解説です。
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ):メリット
メリット:
- プロが出資した企業に投資できる。
- 投資先企業を直接サポートできる
- 投資先企業のIPOやM&Aで大きなリターンを得られる。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット①:プロが選んだベンチャー企業に投資できる。
最大のメリットはプロ(ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家)が出資した企業に投資できること。
ベンチャー企業の将来性を判断するのはかなり難しいですが、プロ投資家からすでに「お墨付き」を得ている点はかなり信頼感があります。
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]ただし、ハイリスク・ハイリターンな投資であることは念頭において投資しましょう![/chat]メリット②:投資先企業を直接サポートできる
個人的に面白いと感じたのが、投資先企業をサポートする機会があること。
▼公式サイト抜粋
お客さまには投資先企業をサポートしていただけます。投資先企業のPR、潜在顧客や人材の紹介、製品やサービスへのフィードバックの提供等、企業に対して具体的な支援を行っていただく機会があります。
引用:エメラダエクイティ
お金を出資するだけじゃなく、自分の知識や消費者としての目線を企業に伝えることで成長をサポートできます。
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]自分の得意なジャンルの企業を選んで株主としてサポートするのも面白そうですよね![/chat]メリット③:投資先企業のIPOやM&Aで大きなリターンを得られる
株式型クラウドファンディングサービス最大の魅力は、なんといってもIPOやM&Aが成功したときの利益が莫大なこと。
数十倍のリターンを得ることも夢ではありません…!!
案件はたくさんあり着実に投資を受けている企業は増えていますが、実際にエメラダから上場を果たした企業はありません…
しかし、エメラダはプロがすでに出資した企業案件ばかり。
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]企業の成長性にはかなり期待できると思ってます![/chat]【補足】エメラダは新株予約権(ストックオプション)が発行されます。
すこし補足しておくとエメラダで投資家が手に入れるのは「株式」ではなく「新株予約権(ストックオプション)」です。
新株予約権とは、「安い価格で株式を取得できる権利」のこと。
例えば1000円のストックオプションを持っていた場合、「株価が2000円でも1000円で買える=1000円利益が出る」というイメージですね。
エメラダの場合は、ストックオプションを進化させた「エメラダ型新株予約権」という仕組みを使っています。
[chat face=”tousiwoman.png” name=”投資初心者” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=””]「エメラダ型新株予約権」ってなに?[/chat] [chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]簡単にいうと価格決定をベストなタイミングで行うストックオプション。先行投資した人が損しない仕組みですね。[/chat]ベンチャー企業への投資なので、株式の将来的な価値は出資時点では想像がつきません。
例えば1000円で買える権利を貰ったのに上場した株価が500円だったら意味ないですよね。
先行投資した人が損をしないために「エメラダ型新株予約権」では将来的な価値が大きくなると受け取れる株式数が増える仕組みを採用しています。
イメージは上記のとおりで「転換価額=企業価値の変化を示す指標」を用いることで「将来的に価値が上がると貰える株が増える仕組み」としてます。
簡単にシミュレーションしてみましょう。
シミュレーション
- 出資額:40万円
- 出資時の(暫定)転換価額:5万円
- 最終的な転換価額:2万円
- 上場した株価:5万円
上記でシミュレーションした結果が下表のとおり。
▼40万円出資した場合の利益
対象 | 保有株式 | 売却益 | 利益 |
出資時 | 8株 | 40万円 | なし |
最終時 | 20株 | 100万円 | +60万円 |
転換価額が適正化されたことで+60万円の利益が出ていますよね。
上記のように、エメラダ型新株予約権は
「ストックオプションの価格決定を将来にさきおくりすることで、出資者が適正な利益を得られるようにした仕組み」
と理解すればOKです。
さらに詳しい仕組みが知りたい方は公式サイトをご覧ください。
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ):デメリット・リスク
ではデメリット・リスクを解説していきます。
投資型クラウドファンディングを始めてみようかな、と思い始めた方!!
ここからの内容を特に注意してご覧ください…!
デメリット・リスク
- 流動性が低い(換金性が悪い)
- 新株予約権が10年で消滅する
- 投資家審査が通りづらい
- エンジェル税制が使えない
- 投資額は14万円~と高額
デメリット①:流動性が低い(換金性が悪い)
最大のデメリットは流動性が低い(=現金化が簡単にできない)ということ。
「投資期間中はエメラダ型新株予約権の換金・権利行使は原則できません」
エメラダ型新株予約権は、発行者の上場承認がなされた後、もしくは発行から10年間が経過する最後の1ヵ月を除き権利行使ができません。
エメラダはストックオプションで株式ではないので以下の条件でないと換金はできません。
- IPO(投資先が上場)
- M&A(投資先が売却)
- 出資して10年目となる最後の1ヵ月
急にお金が必要になっても換金はほぼ不可能なので、あくまでも使う予定のない余裕資金で行いましょう。
デメリット②:新株予約権の権利は10年で消滅する
2つ目は「エメラダ型新株予約権」が10年で消滅してしまうこと。
つまり出資して10年経っても権利を行使しなかった場合はストックオプションは消滅…。株式も金銭も受け取れません。
[chat face=”tousiwoman.png” name=”投資初心者” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=””]じゃあ10年の間に企業が上場しなかった時はどうなるの?[/chat] [chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]その場合は未公開株を保有することになります。が、利益を出すのは厳しいですね…。[/chat]出資から10年経過する最後の1ヶ月に限っては、企業がIPOやM&Aをしていなくても権利を行使し株式を取得することができます。(未公開株を保有)
しかし未上場企業は換金性がとぼしいので、利益を得るのは難しいでしょう。
10年経過したあとは株式を保有して、IPOやM&Aを待つことになります。
デメリット③:投資家審査が通りづらい
ベンチャー企業への投資はそれなりにリスクがあるので、以下の条件に該当すると投資家登録ができません。
【投資家登録できない人】
- 満20歳未満、及び満75歳以上の人
- 金融資産500万円未満の人(年収が300万円以下の人は1000万円未満)
- 日本国内に居住していない人
- 日本国籍を持っていない人
- 反社会的勢力の人
また、エメラダの審査は非常に厳しいようで投資家登録ができるのはごく一部。
ですがハイリスクな投資をすることを考えれば厳しい審査をするのは当然です。
デメリット④:エンジェル税制は適応されない
他のクラウドファンディングにはエンジェル税制が使える案件がありますが、残念ながらエメラダの場合は使えません。
[chat face=”tousiwoman.png” name=”投資初心者” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=””]エンジェル税制ってなに?[/chat][chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]簡単にいうと「ベンチャー企業に投資した人が受けられる節税」のこと![/chat]
エンジェル税制のメリットをざっくりいうと…
- 投資金額が所得控除される
- 損失が出た場合にも税優遇が受けらえる
以上の2点ですね。
リスクの高いベンチャー企業投資なのでこういった制度があると投資のハードルが下がりますが、、エメラダにはありません。
エンジェル税制を使いたい人は他の株式クラウドファンディングサービスを選択するのがよさそうです。
デメリット⑤:投資額は14万~と高額
エメラダは最低投資額が14万円からと高額なのがデメリットです。
代表的な株主投資型クラウドファンディングと比較すると
- ファンディーノ:10万円
- ユニコーン:5万円
- エメラダ:14万円
上記のとおり。
エメラダは1口7万円で
- 2口=14万円
- 5口=35万円
- 7口=49万円
いずれかで投資する仕組みとなっており、最低14万円から出資となります。
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]もう少し少額から投資したい人は別のサービスを使うのがオススメですね。[/chat]
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)の評判・口コミ
エメラダの評判としては、投資家審査が厳しいという口コミが目立ちますね。
IFO(株式投資型クラウドファンディング)プラットフォームに投資家登録するのに必要な資産額。
・FUNDINNO → 300万円以上
・エメラダ・エクイティ → 500万円以上
・GoAngel → 記載なし
・ユニコーン → 200万円以上
・エンジェルバンク → 400万円以上1番審査が厳しいのはエメラダ・エクイティ!!
— メカ@株式型クラファン専門家 (@ipomechanic) 2019年5月9日
ただし、企業の信頼性が高いので利用者は積極的に投資しているようですね。
お!エメラダに新しい案件来てる。RunTrip。イケてる未上場ベンチャーに投資できるプラットフォーム。ICO投資より確度高いんじゃないかな。/ 仮想通貨もいいけど、エンジェル投資も熱い!「エメラダ」で口座開設したよ。 https://t.co/Y3LjLy8goq pic.twitter.com/LCSd5dFmTr
— イケハヤ教授@仮想通貨 (@IHayato) December 7, 2017
エメラダで初の株式投資型クラウドファンディングに挑戦!
とりあえず2口14万円を「株式会社Smart Trade」に投資。世界中のエンジニアが開発した投資アルゴリズムを、個人投資家へ提供するプラットフォームを提供しようとする会社。
ロボアドやAIを活用した自動売買の提供を目標とする企業。 pic.twitter.com/WugHLp8oMW
— コアラ太郎@収入源分散ブロガー (@koala_taro) February 15, 2018
この記事を書いている時点では、募集中の案件はすべて成立して終了しています。
株式型クラウドファンディングはどんどん注目度が上がっていて募集がかかっても即終了するコトも。
審査も厳しいので登録だけ先に済ませて、募集が待ちかまえる人も多いようです。
EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)の始め方
ここまでの記事を読んで実際にEMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)を始めたいと思った方のために登録方法をお知らせしておきます!
[chat face=”nogatakar.png” name=”管理人” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]まずはお手元に運転免許証かパスポートをご準備ください![/chat]
STEP①:公式サイトで会員登録
まずは↓のリンクから公式サイトにアクセスしましょう!
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下記画像の新規登録(無料)をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し新規登録を行います。
届いたメールに記載されたアドレスを開き、新規登録は完了です。
STEP②:口座開設の申し込み
つづいて口座開設に進みます。
同意書類の確認、基本情報の入力を行います。
主な入力項目
- 個人情報
- 職業
- 取引銀行口座
- 投資経験、年数
- エメラダでの目標運用期間
つづいて本人確認書類のアップロードです。
本人確認書類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 個人番号カード
- パスポート
これで申請は完了です。
STEP③:認証コードを入力で口座開設完了!
無事登録が完了すれば、エメラダから書類が郵送されてきますので、記載されたアドレスを開きます。
そこに認証コードを入力し取引パスワードを設定すれば口座開設は完了。
STEP④:投資口座への入金
あとは投資口座にお金を入金して準備完了です!
気になる案件があれば出資していきましょう。
まとめ:EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)
今回は株式型クラウドファンディングサービス「EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)」の解説をしました。
もし、余裕資金があって、
- プロが選んだベンチャー企業に投資したい
- 直接企業のサポートをしてみたい
という方はぜひ、EMERADA EQUITY(エメラダ・エクイティ)を使ってみましょう!
会員登録は無料なので、とりあえず登録だけしておいても損はしません。
興味を持たれた方は超優良企業がいつ出てきても対応できるよう、準備しておくことをオススメします!