本記事の内容:
- LCレンディングとはどのようなソーシャルレンディングか
- LCレンディングのメリット・デメリット
- LCレンディングのリスク
- LCレンディングの口コミ
- LCレンディングのよくある質問
- LCレンディングの始め方
LCレンディングとは?
LCレンディングは、JASDAQ上場企業であるLCホールディングス株式会社の完全子会社が運営するソーシャルレンディング業者です。
最大利回りが高い上に、運営母体の信頼度にすぐれる点が広く投資家から評価されています。
グローム・ホールディングス株式会社(JASDAQ市場上場)のグループ会社。
もともと、グロームグループは不動産管理や資産管理といった投資分野に近い事業を得意としているため、グループ全体のノウハウや経験がうまく活かされています。
国内不動産への投資プロジェクト案件に特化してサービスを提供していることが特徴。
しかもグループ企業間の連携を密にすることで、不動産担保や親会社による保証付きだったりの案件が多く、安心して投資できるのも大きな魅力です。
LCレンディングは不動産業界で実績のあるグループのバックボーンで安心して利用できる国内不動産案件に強みをもつソーシャルレンディング業者ですね。
LCレンディングのメリット・デメリット
LCレンディングのメリット・デメリットを見ていきます。
メリット①:不動産で実績ある上場企業グループが運営
LCレンディングは、上場企業を親会社(LCグループ)に持っています。
LCホールディングス株式会社が中核企業で、傘下には投資分野や不動産分野で事業展開するグループ企業が名を連ねています。
もともとLCホールディングス株式会社は、不動産関連業で半世紀以上、実績を積み上げてきた老舗企業。売上高は137億円を超えて不景気にあっても成長を続けています。
サブリース事業も展開するなど、不動産に強みを活かした経営を続けて来ました。
LCレンディングの累積成立額は2019年10月現在で約308億円。
取り扱っているファンドはグループ内で投資に精通しているメンバーが参加しています。
プロの目で厳選された条件の良いファンドが集まっているので、安心して投資を検討できます。
メリット②:グループ3社が連携してファンド運用
LCグループの中で、次の3社が不動産投資にスポットを当てたサービスを連携して提供しています。
- LCレンディング:ソーシャルレンディングのプラットフォームを運営
- LCパートナーズ:LCレンディングで取り扱う不動産ファンドの開発と運用を行う
- ロジコム:LCパートナーズと連携、不動産管理を通して担保物件の収益性を高める
このように、ソーシャルレンディング業者であるLCレンディングはプラットフォームの運営に専念。
グループ企業が連携してファンドの運用や不動産管理を担当するという3社体制になっているため、より専門的な業務運営と収益性の向上が期待できるのです。
メリット③:大半のファンドが不動産担保付き
LCレンディングのほとんどのファンドで親会社であるLCホールディングス株式会社の不動産担保が付いている点も大きなメリットです。
「LCホールディングス保証付きファンド(LCGF)」とネーミングされています。
もし借り手企業が経営不振に陥って債権回収が難しくなった場合、LCレンディングとLCホールディングスが連帯保証で元本と見込み収益を一定ルールで保証してくれるというもの。
心配な貸し倒れのリスクを抑えられるので、より安心して出資できるというわけです。
メリット④:運用期間が短く流動性リスクが少ない
LCレンディングのファンドの運用期間は短期のものが多くあります。
最短3ヶ月から6ヶ月で満期を迎える案件もあるなど、流動性リスクを押さえたい投資家に向いています。
一般的に、ソーシャルレンディングの案件は12ヶ月から24ヶ月といった長期運用のタイプが多い。
ですが、短期ファンドに投資すれば、価格の変動リスクを抑えられる、償還された元本と分配金を別の有利なファンドに投資できる、といったメリットがあります。
メリット⑤:デフォルトなし
LCレンディングでは、ソーシャルレンディングで心配なデフォルト(貸し倒れ)はサービス開始以来、一度も発生していません。
やはり上場企業のバックボーンや堅実な運用体制などがプラスに働いていると考えられます。
デメリット①:担保・保証がない案件もある
親会社による連帯保証付きのファンドで貸し倒れリスクを抑えられるLCレンディングですが、すべてのファンドに保証が付いているわけではありません。
基本的にLCホールディングス保証付ファンド(LCGF)以外のファンドには保証がないので、一般的なソーシャルレンディングと同様に厳しくリスクを見極める必要があります。
デメリット②:利回りは平均的な水準
他社のように10%を超えるようなソーシャルレンディング案件は今のところ基本的に取り扱っていません。
5%前後のファンドも多いため、ハイリターンを目指す投資姿勢では今ひとつかもしれません。
LCレンディングのリスク
他のソーシャルレンディングのファンドと同様、LCレンディングのファンドには次のようなリスクが考えられます。
リスク①:貸し倒れリスク
投資した後、運用次第で分配がゼロ、元本割れはもちろん、デフォルトとなって投資資金がまったく戻ってこないといったリスクもあります。
また、不動産案件に特化したLCレンディングの場合、不動産物件の価格の変動リスクは常に頭に置いておかなければなりません。
リスク②:流動性リスク
LCレンディングのファンドは3ヶ月や6ヶ月といった短期運用のものもありますが、申し込みから払戻しまで、投資資金が一定期間他に使えないという縛りを受けます。
一度、投資すると、満期を迎えるまで他に有利なファンドや金融商品が見つかっても足止めさせられます。
広く投資のチャンスを捉えるためにも、あくまで余剰資金で分散投資をするのがおすすめです。
LCレンディングの評判・口コミ
LCレンディング投資分が返ってきたので引き出しました。
トータルは102万円投資して70,084円の収益。
結果論で言えばもう少し大きく投資しておけばよかった。 pic.twitter.com/VV3bHgZkxn— れんだー (@slgmar) October 9, 2019
LCレンディング、今月もきっちり返済されるようです。
なんだかんだ言っても上場企業。安心感がぜんぜん違う。それだけになくなるのがツライのですが、ウダウダ言ってもしょうがない。次を探します! pic.twitter.com/YPCynuKIH1
— 小心タロウ@1300万円投資中 (@viviri_man) October 3, 2019
グループの母体がしっかりしているので、安心して投資できますね。
あれLCレンディングって
GMOあおぞら銀行だっけ?
手数料かかるんだっけ……全然記憶にない…….
#ソーシャルレンディング— N@高二病の脳死家インカム好き (@kuroyuki241) October 8, 2019
手数料コストは投資の収益に大きく関わります。
LCレンディングの場合、三井住友銀行なら手数料がかかりません。
よくある質問に解答
よくある質問に回答して悩みを解決します!
口座を開設する条件ってあるの?
次の3つの条件にクリアする必要があります。
- [年齢]20歳以上、75歳未満であること
- [居住地]日本在住で在留資格(永住権や特別永住権を含む)があること
- [審査]maneoマーケットの審査に通ること
デポジットって何?
口座開設後、ファンドに投資するときに必要な資金のこと。
投資口座に置いておく残高で、ファンド投資はこのデポジットの入金残高から行われます。
分配日はいつですか?
投資先からLCレンディングへの返済日である毎月28日(休祝日は翌営業日)に返済を受けてから7営業日後に分配します。
分配金は投資家の投資口座へ入金します。
LCレンディングに登録する価値はある?
LCレンディングのプロジェクトがおすすめなのは次のような人です。
不動産投資にトライしたい
不動産に特化したファンドを取り扱っているため、まとまった資金が必要な物件でも1口2万円から気軽に不動産投資が可能です。
ファンドの不動産物件は不動産投資や維持管理に実績のあるLCグループが選定して運用管理します。
プロの手法の恩恵をそのまま受けられるのが魅力です。
豊富なファンドから選びたい
LCレンディングは国内不動産からさまざまなタイプのファンドを開発して提供しています。
取り扱っている物件は医療関連や商業施設も多く、街の活性化の支援にもつながるため、社会貢献も可能。
運用期間も短期から長期まで多彩です。
LCレンディングの始め方
LCレンディングのファンドを始めるには、公式サイトから会員登録をします。
ステップ1
公式サイトで[新規口座開設]タブをクリックして表示される「同意および確認事項」画面でPDF書面をすべて確認して同意のチェックボックスにチェック。
[申込者属性確認へ]をクリックします。
ステップ2
[申込者属性確認]画面で、収入や資産状況、投資経験などを入力します。
ステップ3
[ID、個人情報登録]画面で、登録したい任意のIDやパスワード、秘密の質問を設定します。
続けて、氏名や性別、生年月日、住所や連絡先など個人情報を入力して、[会社情報登録へ]をクリックします。
ステップ4
[会社情報登録]画面で職業や勤務先、連絡先を入力します。
ステップ5
[銀行口座登録]画面で、投資金額の振込口座を設定します。
ちなみに、LCレンディングでは三井住友銀行で振込や払い戻しが行われます。
三井住友銀行にすると手数料コストを抑えられるのでおすすめです。
もちろん、その他の銀行でも登録可能です。
口座情報を入力したら、[登録内容確認へ]をクリックします。
ステップ6
[登録内容確認]画面で「登録完了」ボタンを押すと、[登録完了]画面になって「登録申請が完了いたしました。」と表示されます。
登録手続きはここまで、これからは本人確認の書類送付へ移ります。
ステップ7
申請完了メールを確認したら、画面中央の「申請書類の手続きへ」をクリックして書類の送付方法を確認します。
書類送付は画面から画像データでアップデートします。
必要書類は、次の2種類が必要です。
- 本人確認資料のいずれか1点:運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、外国人登録証明書
- 登録口座の預金通帳のどちらか1点:通帳、キャッシュカードもしくはネットバンキング、それぞれ画像をアップロードして手続きは終了です。
ステップ8
確認書類送付が終わったら、LCレンディングの審査が始まります。
申し込みから2〜3日で登録した住所宛てに簡易書留のハガキが届くので、ログインIDと本人確認IDを確認しましょう。
ステップ9
公式ホームページのMy Pageからハガキに記載されている本人確認キーを送信します。
これで口座開設が完了しました。
投資を検討しているファンドに申し込むには、投資金額をあらかじめ入金(デポジット)しておきましょう。
このように、LCレンディングの手続きはWEBで完結。手順もわかりやすいです。
確認書類送付まで数分程度で終わります。
投資するときの注意点まとめ
LCレンディングは元本保証されていないので注意してください。
- ファンドの案件ページに記載されている投資コンセプトや運用手法、利回りなどファンドの特徴や注意点をしっかりチェック
- ファンドや投資金額は慎重に判断
- 万一、デフォルトのリスクも考えて、余剰資金で運用
案件詳細や条件を確認してから投資してくださいね!
LCレンディング:会社概要
名 称 | LCレンディング |
運用会社名 | 株式会社LCレンディング |
住 所 | 〒107-6090 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル24F |
資本金 | 99,000,000円 |
設 立 | 2014年12月1日 |
登録番号 | 貸金業登録 東京都知事 (2) 第31570号 |
まとめ:LCレンディング
長年のグループの実績をフルに活かした国内不動産に特化した商品で評判のLCレンディング。
短期ファンドも多く、不動産担保付きのファンドもあるなど、ソーシャルレンディング業界でもユニークな展開が注目を集めています。
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